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ペアレントメンターかがわの誕生まで

 NPO法人ペアレントメンターかがわの始まりは、2012年10月に「ペアレントメンター善通寺」として発足して活動を開始しました。活動の発端は、数年前の善通寺市障害福祉計画策定までさかのぼります。様々な障がいの親の会や当事者の活動団体があっても、同じ地域に生活しながら互いの活動を知る機会がないそんな議論から、行政と善通寺市内の障がい児者に関連する団体間の連携や情報共有などの機会が必要ではないかいとの方向性が出てきました。その後、関係する団体同士が集い情報共有の必要性やあり方、そして未来に向かって新たな取り組みなど様々な議論を重ねて模索をしてきました。
 
 そうした中で私たちが同じ方向性として見いだしたことは、障がいのある子どもを持つ保護者への支援、家庭への支援としてというキーワードでした。○○障がいの親の会というスタイルではなく、むしろ障がいのある子どもを持つ親が地域社会の中で子育てしていく際の戸惑いや迷い、葛藤などを支える仕組みづくりをめざすことを決め、複数の親の会関係者などが発起人となって、2012年10月に「ペアレントメンター善通寺」として発足いたしました。2012年度の事業活動は、2回のペアレントメンター養成講座(スタートアップ講座)を実施、本会にとってペアレントメンター活動を担うメンター養成を行いました。
 
 2013年4月には、今後の取り組みを考える中で、香川県下における「ペアレントメンター」の認知度を広めることや活動の意義を強く考えることとなり、団体名称を「ペアレントメンター善通寺」から「ペアレントメンターかがわ」と名称変更して香川県内全域での活動展開やネットワークづくりをめざすことを目標とすることにしました。2013年10月には任意団体ペアレントメンターかがわのNPO法人化に向けた検討はじめ、設立総会を経て、2014年3月には、NPO法人ペアレントメンターかがわとしてスタートする運びとなりました。2014年度には、香川県から「香川県発達障害者家族支援体制整備事業」の事業委託を受けて、香川県や県内相談機関などとの連携や協力関係を保ちながら、香川県下全域で発達障がいや発達の気になる子どもを持つ家庭を対象とした、ペアレントメンターによる相談活動、ペアレントメンター養成や研修を通じて、家族支援分野の中核的な役割を担いながら、取り組みを年々拡大させてきました。
 
 NPO法人ペアレントメンターかがわのペアレントメンター活動は、「かがわ方式」と言って、全国的に珍しく、発達障がい及び障がいのある子どもを育てる保護者や家庭を支援の対象として、ペアレントメンター相談活動を展開することを大きな特徴としています。これは、香川県下における支援機関や支援資源、また地域の福祉活動などの地域間の実態を考慮してこのような活動方針としました。また、NPO法人としてペアレントメンター活動を担っている団体も全国で当会のみとなります。

 当会発足当初よりスタートした“ペアレントメンターとカフェしょう”をコンセプトとする「ペアメンCafe」は、大型児童館のさぬきこどもの国との共同開催を皮切りに、現在では香川県内自治体と共同開催を通じて、ペアレントメンターを必要としている方々が、ペアレントメンターと接することができる機会を広げてきました。
 
 ペアレントメンターの支援を必要とする人々が、思い立ったら、気軽に、身近な場所で、ペアレントメンターによる支援をご利用できるように、毎月県内のどこかの地域で開催されているペアメンCafeをはじめ、個別相談を含めて、相談のできる機会を提供することを念頭に香川県全域でのペアレントメンター活動に取り組んでいます。子育て中の親は、我が子の障がいの有無にかかわらず、子育ての悩みがあり支援が必要なことがあります。

 NPO法人ペアレントメンターかがわは、ペアレントメンター活動を通じて、障がいのある子どもや発達の気になる子どもを持つ家庭に対する子育て支援、家族支援を含めて、多様な支援の仕組みと、多面的な支援ニーズに光を当てながら、香川県内で展開されている支援の選択肢を広げ、地域社会の中で発達障がいや障がいのある子どもを持つ家庭が勇気を持って子育てができることを支えていきたいと考えています。
 
 ※「子ども」には、成人した我が子を含みます。
 
 

※PMKは、「ペアレントメンターかがわ」の略